ローカルバスおぺれいしょん

乗合バスの知見があんまりオープンになってないように感じたので晒していきます。知見をシェアできたら幸いです。

渋滞で遅れることについて

渋滞で遅れることは乗合バスの永遠の課題のようであって、そうでない。そうでないってことはないだろって利用者や他社からお叱りを受けそうだが、うちの考え方としては、

 

バスが遅れるのは当たり前

 

っていうのが起点にあるため。

別に遅れたくて遅れているわけではないし、遅れることを想定して数分余裕のあるダイヤを作っているし、でも早発する可能性だってあるし、余裕があり過ぎるダイヤにすると場合によってはトロトロ運転になってしまって交通に障害が出るし、車椅子の利用者もいるし、身体の弱い高齢者だって乗り降りするし、全員が健常者であっても一つ一つのバス停に各駅停車していたら遅れてくるし、バスが遅れるのは乗用車が多すぎるせいであって、バスのせいではない、運転手は遅れてもしょうがないとは思っておらず、乗客が歯がゆく待っている心情や、自らに刺さってくるトゲを和らげようと一生懸命運転しているし

 

ってまぁこんな感じだ。

 

しかしこの辺の実情はお構いなしとする程度は、利用者によりけり。地元利用者は案外ゆるいかな。それでもあんまり遅れると腹立たしいようだ。時々いつも利用しているけど、もうちょっとなんとかならんのかって電話を受ける。

 

市役所の担当者に一度聞いたことあるのは、

 

定刻から何分くらいでバスが来ないと不安か?

 

って聞くと

 

5分だ

 

って答えてた。

この感覚は実は自分も一緒だ。昨年12月に東京に一人旅行へ行っててて、青山から帰ろうと思ったが、歩き疲れてバスに乗ろうと思ったが、時刻表の時間になってもバスは来ない。確か自分より前に来て待っている女性がいたのだが、それでも不安になった。

 

それがだいたい定刻の5分後だった。

 

バスロケを確認するって発想がなくって、

 

あるぇー、この美人のお姉さんと一緒に運休したバスを待っている悲しいヲチかな

 

って思ってたら、バスがやってきた。夜の青山通りなので車の数はすごかった。バスが遅れるのは当たり前、とは思っていて、しかも遅れてすいません、って電話でお詫びをすることが多い当の自分が5分で不安になるとは、なんとも情けない。

 

そして、先日、遅れてすいませんのお詫びをさんざんやっていたときがあった。つい4日前かな。

 

それが30分遅れだった。

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30分遅れって、もうまるでダイヤ壊滅しているのだけれど、その人はちょうど一見さんで、その日のプランを立てていた人だった。その日は地元の総合病院が非常に渋滞していて、そこを通過する全便が遅延となった。しかもこれは毎週発生していて解決できていなかった。病院や市役所とは何度か協議したり、対策を考えたりはして、いくつかの提案をうちから出したりはしたが、結局はなしのつぶてだった。

 

そんな事情説明を電話主にはしたが、やはり納得のいかない様子で。

 

毎週あるならそうゆう案内を貼っておいてくれたら初めからバスを当てにしなかった、とか。電話に出た人は何分遅れって言うだけで、今バスがどこを走っているとか案内してくれなかった、してくれたらだいたいの時間の計算ができて、プランの見直しができたのに、とか。本当にこの時刻表は当てになるのか、信頼していいのか、明日こそ必ずプラン通り乗るが大丈夫なのか、

 

とか言っていた。結局さんざん謝るだけで電話を切ることになった。そんな話を上長に説明。これからも毎週発生する渋滞ですし、その時間帯に運行する便はすべて遅延することは明白だった。来週も再来週も、ずっとだ。

 

すべてのバス停に遅れることを案内する文書を貼り出しますか?

そんなもんいらん。

 

で、終わった。

やはりバスが遅れるのは当たり前というのが起点だ。時刻表の下に「交通事情によっては遅れる場合があります。」というお決まりの端書はある。上長からすると、そう書いてあるんだからそれでいいじゃないか、ということだった。

 

しかし、10分でもかなりの遅延だが、30分という遅延というのは。。。と再考を促そうとも思ったが引っ込めた。そう決まったのだ。それでいこう。

 

これからも遅れてすいませんと対応するのみか。

 

 

あ、でもバスロケができれば解決するかも。ってこんな地方のバスでバスロケっていつできるんだろ。