ローカルバスおぺれいしょん

乗合バスの知見があんまりオープンになってないように感じたので晒していきます。知見をシェアできたら幸いです。

中途半端な町の中途半端なバスたち

都心から離れて県庁所在地でもない地方にも路線バスは運行している。田舎ってほど田畑ばかりでもないが、都心の人が見れば「田舎だな」と思われる。朝夕の幹線道路は案外渋滞するが、県庁所在地の人からすれば「そんな渋滞大したことない」と思われる、そんな人口10万人前後の地方都市の路線バスは、中途半端に運営が難しい。

 

渋滞が案外あるのでバスが遅延運行する。これは常態化していて、電話でのお叱りを結構受ける。バスロケを導入する財力もないので、「バスがまだ来ないんだけど、どこ走ってるの?それも運休なの?」と問い合わせがあれば、バスに無線を入れて現在地を確認して電話で応える。これしか方法がない。

 

ICカードもない。現金、回数券、定期券というド定番の支払い手段だ。ICカードのソフトウエアやハードウエア一式揃えるのに一体いくらかかるのだろうか。って気になってググってみたら、割と最近東洋経済で記事が出てた。ありがとう、東洋経済

toyokeizai.net

 

香川県高松市に本社を置く琴電は8.3億円。凄い金額だ。ここは県庁所在地で、電車も持ってるから行政からのバックアップも引き出せたんやろうな。地方で、バス専業のうちとでは全然環境が違う。

 

バスロケはスマホやPCを使えない高齢者にやや不向きなサービスで通勤、通学のお客様には良い。しかし他社で見るICカードは高齢者こそ便利に使ってるように見える。10円単位でしかも今時「つり銭のいらないように」などと利用者に強いるのはおかしい、おかしい、

 

んなこたぁ内部の人間もとっくに分かっているし、他社がゾーン運賃を始めたことだって知っている。でもできない。なんなんだろう、このやらない感。やっぱ面倒なのかな。今の業務の上にまだゾーン運賃って、どうやるの?そもそもニーズあるの?といったとこだろう。

 

将来はICカードやりたいって言い続けてもう10年くらいになるし、利用者のアンケートにも時々書かれてはいるのだけれど。もっと決定的な何かが起こるなら、よし、やろう!となって進みそうな気がする。気がするだけど、よくは分からないけれど。

 

また進捗を書きます。